Debian9でJava開発
まっさらなDebian9にJDKをセットアップしたのでその記録
過去のメモを元にセットアップしてある
特に手順の変更点はない
インストールディスクは以下から拾ってきたものを使用
Index of /cdimage/unofficial/non-free/cd-including-firmware/9.3.0+nonfree/amd64/iso-dvd
インストール時のオプションはDesktop環境とGNOME以外はチェックを外してある
JDKのインストール
とりあえずJREが入っているか確認
$ java -version
入っていないようであれば以下コマンドで入れる
$ sudo apt install openjdk-8-jre
続いて本題のJDKをインストールする
$ sudo apt install openjdk-8-jdk
以下コマンドで結果が帰ってくればインストールは完了
$ javac -version
完了したら次はパスを通す
JAVA_HOME
それはWinであろうとMacであろうとLinuxであろうと変わらない(多分)
まずはどこにインストールされたかを調べる
$ which javac
私の環境ではこのように出た
/usr/bin/javac
これでホイホイとこのパスを通すと
後々わけがわからなくなる
la(ls -al)
で上記パスを確認する
$ la /usr/bin/javac
lrwxrwxrwx 1 root 23 Jan 5 20:21 /usr/bin/javac -> /etc/alternatives/javac*
どうやら先があるようだ
再びla
$ la /etc/alternatives/javac
lrwxrwxrwx 1 root 43 Jan 5 20:21 /etc/alternatives/javac -> /usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/bin/javac*
いい感じのパスが見えてきた
一応念の為確認
$ la /usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/bin/javac
-rwxr-xr-x 1 root 6488 Nov 1 23:17 /usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/bin/javac*
うむ、見つけた
あとはこいつをJAVA_HOMEにぶち込んでやる
.zshrcは割愛
IDEがほしい
やっぱりIDEがないと開発は捗らない(私の場合は)
一番オススメはIntelliJ IDEA
Win/Mac/Linux全てに対応しており、恐るべき補完能力を持っている
一度その補完の強さに慣れてしまうと、他のIDEを使うことができない
ということでDL
DLページの右側にある「Community版」を入れる(無料)
落としてきたらtar.gzなので解凍
$ tar -zxvf ideaIC-2017.3.2.tar.gz
さて、解凍したブツをどこへ放り投げるか
ホームディレクトリ直下でもよいのだろうが
今回は/usr/local
に入れる
AndroidStudioのチュートリアルに
解凍後にそこへ突っ込め、と書いてあったので真似をしてみる
$ sudo mv ./idea-IC-173.4127.27 /usr/local/
続いてエイリアスの設定
別にしなくてもよいのだろうが
ターミナルから立ち上げやすくなるので
私はいつもしている
設定するのは以下
alias intellij='/usr/local/idea-IC-173.4127.27/bin/idea.sh &'
最後につけている&がミソ
こいつがあると、実行中でもそのターミナルでもコマンドが打てる
では実行
$ intellij
あとはよしなしにカスタマイズしていく
突っ込むべきところが少ないので
とりあえずスクショを貼っておく
Themeの設定
ショートカットの有無
作るようであれば正直さっきのエイリアスは無意味かも・・・
Toolの設定
AndroidはAndroidStudioを使うので不要
Pluginを作るつもりはないので除外
Pluginをどうするか
Vimは心惹かれるがそこまでVimerではないのでパス
Scala?知らんな
無事インストールが完了すると以下の画面が現れる
試しに一つProjectを作ってみる
上の「Project SDK」がさっき通したパスになっているか確認
他にもあるので、間違えないように
変えるのを忘れていたが、Package名はちゃんと自分のにしよう
無事完了
なんとなくHello World
以上
もしもっと良い方法があったり、疑問などがあれば
ぜひ連絡ください