"Simple" is "Best"

開発時に詰まったところや 調べた結果日本語での情報が無かったり古かったりした場合に自分用のメモとして高校生(?)が更新していくブログ

高校生がDroidKaigiに参加する話(まとめ)

DAY1までの様子はこちら

DAY1の様子はこちら

DAY2の様子はこちら

 

 

DroidKaigi2018から早一週間が経過しました

今を支えているAndroidDeveloperの集まりの中に高校生が参加したら

一体どうなったのでしょうか?

ようやく周りが落ち着いてきたので、これまでのまとめ的な何かを書こうと思います

本当は謝辞を最初に書きたかったのですが

長くなりそうなので一番最後にまとめさせていただきます

 

OJIという人間

DroidKaigiの感想を書く前に、少々私について書かせていただきます

なぜ高校生という身分でDroidKaigiに参加することができたのか

なぜ私OJIはプログラミングをしているのか

そこに関係するお話ですので、少々お付き合いください

 

今から17年前、2001年に私はこの世で生を授かりました

しかし、不幸なことに仮死状態で生まれてきました

どうやら出産直前に羊水で溺れたようです

その時に脳にダメージがいき、軽度の脳性麻痺を持つことになりました

詳しいことは省きますが、アテトーゼ型というもので

筋肉が自分の意志とは関係なく痙攣する(不髄運動)という症状があります

幸い、軽度であったため現在は普通に生活する分にはあまり不自由なく生活しています

ですが、手が勝手に震えるので細かい作業や筆記等は他人に劣るところがあります

そうなると将来大人になり、いざ仕事につこうとしたとき

周りと比べてかなりハンディを追っているので、普通に戦うのは厳しい

そう親が判断をし、小さなときから私はパソコンを触ってきました

お陰様で小学校高学年になるぐらいには作文課題等をWordでこなしたり

他の人よりもパソコンができたりと有用なスキルを手に入れていました

こういう経緯もあって、私は他の方よりプログラミングの世界に入りやすいのかもしれません

 

私がプログラミングの世界に入った一番大きな原因は恐らくサマーウォーズです

これは見たとき、私は純粋にコンピュータの世界に魅力を感じました

そこからは自分で調べてVBSを組んだり、HTMLを組んだり

中学校に入る頃には、塾で知り合った方から頂いた本でC言語を勉強していました

そして中学2年生の春、Life is Techのキャンプに参加しました

そこでAndroidJavaを組み始めて、今に至ります

 

これで私に関することは以上です

こっから本題に移ります

 

DroidKaigiで感じたこと

高校生になってからIT系のイベントに何回か参加していましたが

こんなに大きいイベントは初めてでした

「どんなんなんかなワクo(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワク」な気持ち半分

「何かあったらどうしよう(・_・;)」な気持ち半分

てな感じを一週間ぐらい前から過ごしていました

 

そして迎えた当日

私の語彙力では一言で表せないぐらいの衝撃と驚き、わくわく感を感じました

「これで自分も1Developerの仲間入り」なんていう錯覚と共に

OPや様々なセッション、ブースに参加しました

 

セッションを聞いて、ブースをまわって、色々な方とお話をして

「俺もこの世界で生きていきたい!」

そんな意識がめばえてきました

日頃は高校生として学校に通っていますが

学校なんて早くやめてこの世界へ早く飛び込みたい

どんだけ苦が待ってようと、それ以上の幸を感じることができる

若造ながらそんなことを思っていました

 

現実として、親や学校は大学へ行けといいますし

私の周りの友人も大学へ行くことが当然という人がほとんどです

しかし、DroidKaigiやその後のWantedlyさんとの食事会で

大学に行かないという道もあるんだなということを改めて感じました

 

そして、やっぱり同志の強力は凄いなと思いました

ボランティアスタッフの方を始め、色々な方がDroidKaigiへ

様々な形でContributeされていました

(自分は何ができるんだろうと考えた結果、なるべくセクションに関するTweetをするという方法をとりましたw)

そんなContributeがあってこそ、あんな素晴らしいカンファレンスができるのかな

そんなことを期間中ずっと感じていました

これからの世の中では今まで以上にそういうものが必要になってくるような気がします

 

DroidKaigiで身についたこと

Kotlinの一言につきます

もちろん他の技術や知見を得ることはできました

しかし、その中でも私の中で最も大きいものはKotlinです

これまで私はひたすらJava(もどき)でAndroidを組んできました

Kotlinの存在は知っていましたが

見た目が好きじゃなかったり、時間がなかったりと触れようとは思っていませんでした

しかし、ハンズオンで実際に触ったり

ほとんどのセッションでKotlinが使われているのを見て

これからは本当にKotlinの時代なんだなというのを感じると共に

Kotlinをやらないとまずいという危機感を感じました

現在は空いた時間を見つけてはDroidKaigiで藤原さんから頂いた

Kotlinイン・アクションという本をひたすら読んでいます

気がついたら授業中でも読んでたりしますね(おい

もしこれからKotlinをやってみようと思っているJavaな方は

全力で読むことをおすすめします

Javaの知識を前提としてKotlinの開発者がKotlinの紹介をされているのですが

とてもわかり易いです

KotlinはJavarであれば皆さん惚れると思います

まだ二歳の小鳥に惚れるなんて罪ですよね

 

他にも、年上の方との話し方や、ピッチャーとはなんなのか

飲み会ってこんなものなんか、新幹線の乗り方など本当に開発関係に限らず

色々なことを学ぶことができました

(本当に自分は無知だなと痛感しました)

 

謝辞

この記事も終わりに近づいてきました

ここらへんで感謝の気持を書き連ねようと思います

 

まずはDroidKaigi運営スタッフの皆さん

高校一年生の私にとって、DroidKaigiはとても刺激になりました

これからの進路や考え方、生き方全てに良い意味で影響していくと思います!

とても素敵な場を提供してくださってありがとうございました

そしてスピーカーの皆さん

全てのセッションは無理ですが可能な限り

色々なセッションをまわらせていただきました

全てためになるものばかりでした、ありがとうございます(ウマウマ

 

Wantedlyさん

Wantedlyさんがスカラーシッププログラムをしていなかったら

私はDroidKaigiに行けていませんでした

交通費・参加費・宿泊費を全額出してもらった上、晩御飯までごちそうになりました

ありがとうございますの一言では表せきれないぐらい感謝しています

特に人事の稲生さん

最初から最後まで面倒をおかけしてすみませんでした

そして、私を選んでくださってありがとうございます

稲生さんの目に狂いは無かったと証明できるようにこれから精進していきます!

また春ぐらいにオフィスに遊びに行かせてください!

 

Wantedlyさんを含むスポンサーの皆様

ブース内のお菓子・飲み物・バリスタさん、全て量・質共に驚かされました

DroidKaigiがあるのも、スポンサーの皆様がいるお陰なんだなと感じています

私がお酒が飲める歳になってスタッフとして参加するまで

ぜひスポンサーになっていてください!

 

私をここまで成長させてくれたLife is Tech関係者のみんな(メンバー含む)

LiTが無かったら私はここまでプログラミングをしていなかったし

今なんか比べ物にならないぐらい退屈な人生を送っていたと思います

LiTに参加して、色々なことを体験して、色々な人と出会って

私の青春はLiTと言っても過言ではないです

 

平日にもかかわらずDroidKaigiに参加することを許可してくれた担任の先生

いつも授業を休みがちで出席日数も危ないのに

いってらっしゃいと言ってくださいました

言う前までいっぱい話し合わんとあかんのかなと怯えていましたが

予想以上にすぐ承諾してもらえて驚いたのは今でも覚えています

感謝感激雨あられ

 

そしてなんかテンプレ感がありますが、これまで私を育ててくれた両親

父がいなければここまでパソコンができるようにならなかっただろうし

母がいなければ私はここまで関西人になることはありませんでした

日頃はやっぱり恥ずかしくて面と向かってありがとうなんて言えないけど

インターネットの片隅で叫んでるよ

いつもありがとう!

 

最後に

ここまで読んでくださった方

ほとんど自分の中を整理するために書いているため、中身も文章もぐちゃぐちゃですが

よくぞここまで読んでくださいました

感謝してもしきれません

ぜひ周りの方に高校生にもこんなやつがおるんやで宣伝していただければと思います

ちなみにGithubは以下です

OldBigBuddha (Big Buddha) · GitHub

 

これからもしばらくはDroidKaigiネタを書いていくので

もし興味がありましたら

Twitterの方で私のアカウントを監視していただければと思います

 

では、また会う日まで

さよなら〜